【飲料水/安全?!ペットボトルの水】
ミネラルウォーターはその名の通り、天然ミネラルを
含んだ水なので体に良さそうに思えますね。今や多くの方が気軽に自動販売機屋コンビニで買って、ペットボトルの水を飲んでいますが、1つだけ氣になることがあります。
それは保存料(添加物)が入っていることです。
そもそも水分子は腐りません、水の中に含まれた有機物が腐敗することで、結果 “水が腐る”ということになります。
一説には、水を腐らせない方法は振動を与えればよいといわれていたりもします。たしかに、長期で航海する船などは常に揺れているため、水が腐りにくいとききますが、それは揺れることで酸素を取り込むので、有機物の腐敗が進みにくいのでしょう。
水というのは3日もたてば腐り始めます。腐るともちろん体に悪いので、商品になりません。そのため、店頭で販売されている水というのは保存料が入れられているのです。
どんなにミネラルたっぷりの湧水をに汲んできても3日間放置しておけば腐りだします。水を入れたタンクを揺らしてあげると、多少長持ちするといっても、限界はあります。
良心的なメーカーさんの倉庫ではペットボトルの水を管理している倉庫の床に、揺らす装置をつけて出荷するまで振動させているところもあるそうですが、現在の日本の食品衛生法だと、『メーカーと消費者の直接販売以外は、保存料をいれなければならない』ということになっています。
さらに、保存料というのは店頭に並べられる全ての食品に入っていることが前提のために、表示する必要がありません。つまりコンビニやスーパーで普通に売られている水の全てに保存料がはいっているということです。
じゃあ、ペットボトルの水は危険?! 何を飲めばいいのでしょう。
さて、ここで注目したいのは水道の水です。一般的な水道の水というのは水道管の中で常に動いています。そのため、腐敗が進みにくく、化学的な保存料は含まれていません。
ということは、ペットボトルの水よりも自然な水に近いのです。
ですが、早とちりはいけません!
水道水には細菌の繁殖を防ぐために塩素処理をしており、塩素が含まれています。
塩素と保存料、どちらが人体に強い影響を与えるでしょうか。これが水道水とペットボトルの水を分けて考える最大の理由です。
実のところ、塩素は人の体から排出されるまでに3時間~6時間かかります。それに比べて、保存料は人の体から排出されるまでに、
なんと21日間かかるのです。
基本的に水道水の方がペットボトルの水よりも安心なのですが、気をつけなければならないことがあります。
それは、トリハロメタンです。塩素処理をすると川の水にもともと含まれている有機物と反応して発がん性物質のトリハロメタンができます。
トリハロメタンは煮沸すると毒性が5倍になってしまうので、水道水はそのままだと、できるだけ煮沸しない方が良いのです。(10分以上沸騰させるとトリハロメタンは消える)なので、やっぱり水道水って危ない、と思いがちですが、トリハロメタンは安価な浄水器(蛇口に取り付けるフィルター型のもの)で充分除去可能です。
市販の浄水器のパッケージには除去できる物質がかかれているのでご確認いただけるはずです。
さてさて、では結論です。
『水道水をフィルター式の浄水器でろ過すればぺットボトルの水よりも安心である』とういことです!!
こんなことを言うと水道水には大事なミネラルが~、という
声が聞こえてきそうです。ミネラルが大切というのは当然のことなのですが,例えば、野菜に含まれるミネラルと水に含まれるミネラルを比べてみてば、断然、野菜の方が多いのです。特にレンコンやにんじん、ゴボウなどの根菜類はミネラルの宝庫。ミネラルを摂りたい方は、ミネラルウォーターよりも野菜や果物を食べるといいのではないでしょうか。
ミネラルも大事ですが、お水は生命の源です。
氾濫した情報に惑わされず健康を高めてくれる自然に叶ったお水を選びたいですよね。
[豊かに水をあたえてくれる地球に感謝!]