【健康ドリンクは、健康にならない!?】
毎日の猛暑にウンザリしながらも、無理やり起きて会社に通うあなた。
ボーッとした頭と、疲れが残ったままの体に、通勤途中のコンビニで、栄養ドリンクを一気飲みして、目を覚まそうとしていませんか?
危険です!!!
それがどんなに危険なことか、説明しましょう。
「ファイト〜!一発!!タウリン系」の栄養ドリンクから、いまは清涼飲料水として、アルギニン系のエナジードリンクが、ビジネスパーソンにうけています。
だるぅ〜い体を一瞬にしてスッキリさせる魔法のドリンクは、栄養ドリンクであろうが、エナジードリンクであろうが、中毒性があり体にとっては毒以外の何物でもないことはご存知でしょうか?
コンビニや薬局で売られている、これらの安価な(500〜3000円程度)栄養風なドリンクの正体は、カフェインなどの興奮剤と、大量の糖分、科学的に作られたビタミンやミネラルにより、あなたの脳を騙している薬物です。
私たちのカラダは、科学的に作ったビタミンは利用しにくいのです。
たとえば、レモンから取ったビタミンCは、カラダで使えますが、科学的に作ったビタミンは使いづらいのということです。
まして、これらに入っているビタミンは商業用に作られた偽物ビタミンと言われていて、医療用で使われる治療効果のあるビタミンCは1回の点滴でも1万円ほどすることから考えても、この安価なドリンクに入っているのは、質の悪い偽ビタミン、偽ミネラルと考えられます。
これでは、カラダに有益な栄養素とは言えません。
では、なぜ飲んだ後にスッキリした気分になるのでしょう。
それは、身体が良くなったからでは、決してありません。
脳が、騙されたのです!
カフェインを摂ると、眠気がなくなり一時的にスッキリします。そして問題は大量の糖分です。
私たちの脳は、糖分が大好きで、しかも、血糖値が糖分の摂取により、急上昇したり、それを下げるために膵臓のインシュリン過剰分泌で、急下降するとき、脳は「快感」を感じます。それは「幸福感」をもたらすのです。
気分がスッキリし身体が元気を回復したと錯覚するでしょう。
この仕組みを、たくみに利用し、食品メーカーや製薬メーカーは、儲け続けるのです。そして、節操のない広報戦略でCMをメディアに垂れ流し、現代人の健康を破壊していきます。
悪質な儲け第一主義的な、扇動による過剰な糖質の摂取、それも毒物糖質である人工甘味料添加による、粗悪な糖質は、神経毒とも言われ、様々な難病の引き金になるのです。
人々の将来を犠牲にして経済発展を続けていく産業構造に気づいてください。
では、いったいどのくらいの量が入っているのでしょう。
その糖分を調べてみました。
【一般的なエナジードリンクの砂糖は、3gのスティックシュガーにすると】
⚫モンスターには14本分 ⚫レッドブルには9本分 ⚫リゲインエナジードリンクには7.5本分
【スポーツドリンクの砂糖は、3gのスティックシュガーにすると】
⚫アミノサプリ500mlには 11本分⚫アクエリアス500mlには 7本分 ⚫ポカリスエット500ml には11本分 ⚫ダカラ500mlには 7本分
なんと、驚くほどの砂糖の量ではありませんか?
これを飲ませて健康を謳うなど、良心の欠片もないと言うしかありません。
同じく若い世代が日常的に利用しているスターバックスのスィーツ系ドリンクなどもこれを上回る糖分を入れたものですが、別に健康を謳っているわけではありません。(気をつけるべき危険な飲み物という意味では同じですが)
少なくとも元気になれるとか、健康に良いように錯覚させる売り方には、あきれますね。
ストレス緩和でついつい手を出してしまった毒物で、将来的に病気という、もっときついストレスが待っていることに早く気づいてくださいね。